「肌断食」で有名な宇津木式スキンケアの本を読みました!
私は社会人になってから肌荒れに悩まされて以来、5年ほどスキンケアジプシーです。今までもいろんなスキンケアを試しました。
敏感肌向けのものを探して色々使っていましたが、何を使ってもやっぱり季節の変わり目や疲れがたまっているときなどにポツンとニキビができてしまいます・・・。
頬が弱くて、同じようなところにポツンとニキビができては治って、またできて・・・という繰り返しで、ニキビ跡もなかなか赤みがとれない状態です。
そんな時に見つけたのが皮膚科医の宇津木先生の著書「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」。
宇津木式スキンケアとして、肌断食で有名な先生です。
化粧品の害によって熱心な人ほど肌がボロボロ
宇津木医師の著書によると、
熱心にスキンケアをしている女性ほど、肌は乾燥して荒れ果てている
というではないですか!!!
本の内容を簡単にいうと、
- 水は肌を乾燥させるので、実は化粧水は肌のバリアを壊す
- クリームの界面活性剤は肌のバリアをこわす
- 防腐剤によって肌の常在菌がいなくなってカビだらけになる
- 一生懸命クレンジングすればするほど肌が干からびる
- スキンケアを熱心にする女性ほど肌の奥は炎症している!!
えええええーー!・・・・って感じですよね。ということは今まで毎日パックしてクリーム塗りたくってた自分はなんだったの!?と思っちゃいました。
でも思い当たる節は、お風呂上りの肌はニキビのできやすい頬のあたりがほんのり赤くなっている感じで、肌は薄くなってるなと感じてました。
ニキビの原因も、肌バリアの低下や乾燥によるものだと思ってます。
これってもしや先生のいう「化粧品の害」なのでは!?
敏感肌でも大丈夫!と謳っているスキンケア商品もほとんどに合成界面活性剤や防腐剤、使い心地をよくする合成ポリマーなどが含まれているし、それが何年も肌を痛めつけているとしたら・・・
今まで熱心にスキンケアのためにやってきたことが悪影響でしかなかったとしたら、こんなに怖い話はありません。
つけない、こすらない、洗いすぎない!宇津木式スキンケア
そんな宇津木医師のおすすめするスキンケアは、「なにもしないこと」(!?)
- 基本の洗顔は「水洗い」
- 顔洗った後は化粧水も乳液もクリームもなにもつけない!
- つけていいのは乾燥したときのみ「ワセリン」だけ
- 化粧もしない!
- 化粧するときは界面活性剤の少ないパウダーファンデとポイントメイクのみ
- 化粧は「純せっけん」でおとす
なにもつけないことが肌に一番いいの????と、にわかには信じられなかったですが、先生が言うには肌には自家保湿因子があり、どんな美容成分も敵わないというのです。むしろ、肌の上から保湿成分を補うことはできないし、美容液もクリームも不純物として働き悪影響なのだとか・・・。
化粧品やスキンケア用品が女性の肌を薄くしてしまっているとし、宇津木式スキンケアとはあくまでも肌の自己回復力にゆだねるもので、肌本来の保湿機能とバリア機能を取り戻す!!というものです。
私の薄く弱くなった肌も本来のバリアと保湿機能を取り戻せば健康な肌になれるのかも!!!
宇津木式スキンケアで私がめざすところは・・・
宇津木式スキンケアの本を読んで、「健康な肌」を思い浮かべて一番に浮かんだのが旦那さんの肌です。旦那さんは化粧水もクリームもつけないけど、肌も強くて、乾燥して粉吹いたりなんかしません。むしろつやつやです(?)。男性と女性では皮脂の分泌も違いますし、化粧するかしないかでも肌の負担は違うと思いますが、実際自然に「宇津木式スキンケア」を実行していて、肌に何もトラブルのない人がいます。
宇津木式スキンケアは、根拠もあって思い当たる節もあるし私自身はっとさせられたわけですが・・・
でもそれって「健康な肌」であって、女性が目指したい「きれいな肌」なのでしょうか?
宇津木先生は「化粧品なんて肌をいためるだけなのにまだ化粧なんてするの?スキンケアするの?」といっています。
女性としては少しでも顔を綺麗に見せたいし、ガッツリ化粧したい場面だってたくさんありますよね。実際私にとっても、化粧、洗顔、化粧水、乳液などと完全にサヨナラすることは難しい。
でもこの本を読んで私なりに「宇津木式スキンケア」をとり入れて、健康な肌を取り戻して、肌になるべく負担をかけないスキンケアに切り替えようと思いました。
私自身、完全に「宇津木式スキンケア」を取り入れることは難しそう・・・って思っちゃいましたが、今日本に浸透してるスキンケアについてとても考えさせられる本だったのでぜひおすすめです!!
私が薄くなった肌を健康な状態に戻した方法